6月15日早朝、競馬界に激震が走りました!!
日本中央競馬(JRA)によると、15日と16日に函館・東京・阪神で出走する予定だった156頭の出走の取消を決定とのこと。出走停止となる152頭の詳細は午前6時半に発表するとのことです。いったい何が起こったのでしょうか?
本記事では、その152頭の馬の詳細やレースや払い戻し方法などについて問題を掘り下げてみたいと思います。
ニュース詳細について
ニュースは15日(土)未明にいきなりリリースされました。今回問題となった競走馬は全部で156頭。禁止薬物自体が明確となっているため出走停止とする競走馬の特定は容易だったとのことです。
15日と16日にJRA主催の全国レースの数は72レース、出馬予定だった馬の数は983頭とのこと。よって平均すると1レースあたり2頭くらいの競走馬が出走しないというイメージになります。
これだけ多くの馬が出走停止となるのですが、今のところレースは予定どおり開催されるようです。オッズなどにも大きな変動が発生するのは必須ですね!
JRA競走馬の飼料から禁止薬物検出…当該厩舎所属の競走馬は競走除外 午前6時半に詳細発表 https://t.co/tSP2JB7kkm #競馬 #keiba #スポーツ報知
— 山本武志 (@Hochi_Yamatake) 2019年6月14日
出走停止となる競争馬は??
6時半になりました!ただいま発表されました!出走停止となる競争は以下のとおりです。イメージとしては阪神に出走する競走馬が多い状況のようです。皆さんの購入している馬券の詳細確認にご利用ください!
競馬の禁止薬物とは何?
今回禁止薬物摂取として判明したのは「デオブロミン」と呼ばれる薬物。これはカカオやチョコレートにはいっているカフェインと一緒で、競走馬に与えるサプリメントの中に入っていたとのことです。
関係者によると、問題のサプリメントは海外から輸入したもののようです。今回のサプリのような馬の口に直接入るものだけでなく、医薬品なども含めて、初めて使用する際には競走馬理化学研究所の検査を受けるのが通例ですが、このサプリメントは検査結果判明前に販売していたとのことです。
このサプリメントを輸入した厩舎が事前に断定できていたため、その厩舎にいる競走馬がすべて出走停止となったんですね。対象となる厩舎は美浦6、栗東21の厩舎の管理馬のようです。関西が多いですね。
競走馬の能力に著しく影響する規制薬物の取り締まりの強化を続けてきたJRAにとっては、公正確保のための苦渋の決断だった模様です。中には人気の馬もいるでしょうからJRAにとっては大打撃。当然です。。。
払い戻しは可能か?
今のところJRAからの特別な連絡は入ってないので通常どおり払い戻しは行われる見込みです。多くのレースの人気有力馬が出場停止となる見込みです。JRAの利益損害も甚大なものになる見込みです。
コメント