7月11日、作家でタレントの室井佑月さんが乳がんであることが分かりました。自分でしこりに気づいて早期発見で済んだということ。
主治医の話によるとステージ1か2の早い段階だということで手術をすれば治るといわれているようです。早期発見でよかったですね!
歯に衣着せぬコメントが特徴で、金スマなど3本のレギュラー番組や本職の作家として多くのコラム連載をもつ室井さん。今やテレビ業界における彼女の影響力は大きいと思います。
実は室井さん、過去にも大手術を受けたり、それに付随して糖尿病を患ったりと決して健康体ではないようです。
特に今回わかったのは昔若気の至りで豊胸手術をしていたということ。そのせいで乳がん検診(マンモグラフィー)を受けることができなかったようです。
今回はそのあたりの情報と、がんにまつわる話を解説していきたいと思います。とくに今やがんは切らなくても治ることについて調べましたので、記事の後半の方も楽しみにしてください。
またネット上の一般のコメントをみると、今回の乳がんのニュースに対して、「室井佑月は大嫌いだけど早く完治してまた元気な姿を見せて欲しい!」といった意見が多かったのでそのへんのことも深掘りしてみたいと思います。
室井佑月さん 乳がんを告白
12日の朝のヘッドラインでで室井さんの乳がんのニュースが駆け巡りました。
コメントをみると本人が一番楽観的に考えているようで、自身のがんをそれほど重大に思っていない様子。主治医の先生からもそれほど重く言われていないようですね!よかった。
ヤフーニュースの概要は以下のとおりです。
作家でタレントの室井佑月(49)が乳がんを患っていることが11日、分かった。スポニチ本紙の取材に明かしたもので、今月初めごろに「何となく」胸を触っていたところ、右乳房にしこりを発見。細胞検査を受け、8日に乳がんと診断された。
しこりの大きさは1・2~2センチで、リンパ節への転移はない。医師からはステージ1か2と言われている。糖尿病が持病で、3カ月に1度、血液検査を受けていたが、マンモグラフィーは「若気の至りで(豊胸のため)食塩水を入れているので受けられなかった」という。 「早く分かってツキがある」と前向きに受け止めており、「闘うという気持ちはない。がんになったから、逆にいいこともあるだろうと思うので馬券か宝くじを買いたい」と笑顔で語った。来月8日に入院し、同9日に右乳房の一部摘出手術を受ける予定。好きなタバコと酒もやめていないといい「入院したらどちらも禁止されるので、今のうちに」とちゃめっ気たっぷりに話した。 by yahoo ニュース |
私の主観ですが、室井さんは定期健診などはそれほどしっかり受けていないと思います。
その理由は、室井さんは①めちゃくちゃ忙しそう、②細かいことを気にしない無頓着な性格、だと思うからです。
本人がいかに売れっ子タレントであるかは皆さんが知っている通りです。またコメントにもあるとおり、がんと言われてもタバコや酒をやめるつもりはさらさらないとか、ツキがありそうなので馬券や宝くじを買うとか言っています(笑)
それが彼女の魅力でしょうけど、今回ばかりは本当に早くがんに気づいてよかった。
どうやら彼女には幸運なツキは間違いなくありそうです。
あけっぴろげなところが彼女の特徴
私は彼女が過去に大手術をして、その影響で糖尿病になっていたと初めて知りました。テレビから見る彼女のイメージからそんなに大病を患っているとは思えなかったのでビックリ。
彼女は過去に体内の腫瘍の摘出手術をしており、それが原因で糖尿病になった模様です。こういうケースでも糖尿病になってしまうということを初めて知りました。
ですが本人は至って他人事のように自分の持病について各メディアで話ています。
彼女のキャラクターを如実に物語っているツイートなんかもありましたよ!
おしっこに何回も起きるのは、加齢。ご飯に起きるのは、糖尿病だから。あたしは糖尿病と睡眠障害と愚かという3つの病を抱えてる。最後の病は案外、気に入って付き合っていたりする。
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) 2019年5月17日
糖尿病を診てもらってるお医者さん。あたしより明らかに疲れてそうだし、忙しくて昼飯抜いてるようだし。バッグからゴテ甘の菓子パン取り出して渡した。我ながら気が利いてる? 「ありがと」と先生。でも、「あなた、まだこういうの食べてるんですか?」だって。ぎゃはは。
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) 2019年5月17日
こういうあけっぴろげな、あまり細かいことを気にしない性格が一般人の共感やあこがれを産むんでしょうね。メディアに引っ張りダコなのも容易に想像つきますね!
ネット上のコメントに「嫌いだけど頑張れ」が多い理由
早速ですが今回の室井さんの不幸なニュースに対して一般の人はどのような意見が多いのでしょうか?まずはちょっと見てください。
実は「室井佑月は嫌いだけどがんばって完治して欲しい」といった矛盾した意見が多く聞かれています。
驚くぐらい多くの彼女を嫌い!と言っている人が多いのですが、それでも「頑張って欲しい」という意見。私は彼女に対する一般の見方は、「まともな経歴を踏んでないのに何偉そうにテレビで語ってんだ!」という鼻につくという印象なんだけど、だけどどこか憎めないという印象なのではないか?と思います。
でなければこれほど同じような意見が同時にネット上で聞けるとは思いません。
もう本っ当に昔から室井佑月嫌い。中学生の頃から。テレビに出てると母親にチャンネル変えてって言うくらい母親も私が室井佑月嫌いなのを知ってる https://t.co/o1dFiTWq48
— 子持ちひなてゃ🐣 (@pnz_pnz_pnz_pnz) 2019年7月12日
室井佑月、乳ガンなんだ
好きじゃないし、むしろ嫌いだけど、むしろほんと嫌いだけど
病気になったらノーサイドで。元気になってほしい
— m/t (@sonnar55f18z) 2019年7月12日
普段の語りとかはすごく嫌いだけど病気に関しては別
室井佑月さんの回復を祈ります— めんぼう (@ssssaasasa) 2019年7月12日
豊胸のために食塩水いれたらマンモグラフィーが受けられなくなるとかそういうことをもっと声を大にして伝えていけよ
普段言ってるくそみたいなことよりよっぽどか世間の役に立つぞ
嫌いだけど死ねとまでは思ってないから頑張って治しな室井佑月、乳がん告白 https://t.co/qO5e0dxoXG
— 【新】セクシャルチョコレート (@nobrock_AandP) 2019年7月11日
正直嫌いだけど病気となれば話は別
ちゃんと治してまたアホっぷりを披露してほしい
お大事に室井佑月が乳がん告白 手術へ 2019年7月12日 https://t.co/0QaNiDhVfY
— いわま (@shibainugt) 2019年7月11日
コメンテーターとかよくやってるから、嫌いな人は嫌いなんだと思います。あと日本人の健康な人は、こういう人を見つけるとなぜが「私が俺が説教しなきゃ」と言う謎の使命感にかられる馬鹿達がヤフコメに集まりやすいので。つまりヤフコメは見ないようにしましょう☝️がんばれ!室井佑月さん!
— ピヨちゃん@落ち着いてリンパ液 (@kon20190328) 2019年7月11日
この方ギャーギャー言うのでテレビに出てる時はチャンネル変える程嫌いなんだけど病気は治って欲しいと思うね。早期発見で良かったと思う。
室井佑月、乳がん告白 8月9日に右乳房一部摘出手術へ(スポニチアネックス) https://t.co/mKT7OuZWmN
— masahi (@masahi_d) 2019年7月11日
あと共有して聞かれていたのは、「しゃべり方があほっぽくていやだ」という意見。これはしょうがないですよね?年齢に対して子供っぽいっていうことのようです。
昔の「山瀬まみ」みたいな?www
私が思うには、彼女は青森県出身なので、方言のルーツの影響も大きいのではないか?と感じています。
過去の豊胸手術が発覚。食塩水って?
室井さんの乳がんの記事には、過去に豊胸手術をしていたことが掲載されていました。若い頃ホステスやレースクイーンをしていたということで、きっとその頃に流行っていた手術をしたんだと思います。
室井さんの豊胸手術に関するコメントを調べてみたら、2016年に金スマで自らコメントしている記事がありましたのでそのときのやりとりについて下に載せてみます。
作家でタレントの室井佑月(46)が、若い頃に豊胸手術を受けていたことを明かした。
室井が出演するTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」5日放送回のテーマは「乳がん検診」。スタジオに乳腺外科の院長を招いてのトーク中、室井は「乳がん検診に行きたいんだけど、すごく傷つけられたことがあって」と切り出した。以前、都からの案内で検診に赴いた際、「私おっぱいに食塩水入れてるんですけど、余計なことをしている人は診られないって、おっぱいまで見せて帰らされた」のだという。 MCの中居正広(43)が「なんですかおっぱいに食塩水って」と突っ込むと、室井ははにかみながら「若いときに、ちょっと膨らませたいなと思って」と生理食塩水を使った豊胸手術を告白した。 なお日本乳がん検診精度管理中央機構のガイドラインによると、シリコンバッグの破裂などの危険を回避するため、豊胸手術を行っている人に対しては原則マンモグラフィ検診を推奨していない。 |
豊胸手術にシリコン・生理食塩水バッグを使う歴史と問題点
古いイメージですと「豊胸手術ってシリコンなんではないか?」と思ってしまいますが、室井さんがいう食塩水って何なんでしょうか?私も中居くんと同じ反応を示してしまいました。
色々調べてみると、シリコンや生理食塩水の使用っていうのは昔ながらの豊胸手術の手段のようですね。
今室井さんは50歳前後の年齢。以下の記事から推測すると1995年頃までは生理食塩水を使った豊胸手術はメインだったようですから、室井さんが25歳の頃あたりできっと手術をしたのでしょう。
近年の豊胸術の記録では1950年ごろからパラフィンやシリコンジェルを皮下に直接注入する方法が採用されたが、組織の壊死などの合併症・後遺症が多く発生した。
1963年にダウコーニング社(米国)によりシリコン製のバッグにシリコンジェルを充填した乳房インプラントを開発され、ついで、1965年フランスで生理食塩水入りのバッグが開発されて、美容目的でそれらが胸部に挿入される豊胸術が広く行われるようになった。 1990年代になるとシリコンジェルの破損による変形や漏出した場合の健康被害などの問題が米国で問題になりダウコーニング社などインプラント・メーカー数社が訴訟され、1992年にFDAによりシリコンジェルバッグの使用を一時的であるが停止するよう決定された。 その後はシリコンジェルバッグに代わって、生理食塩水バッグが広く普及した。 1995年に生理食塩水に高分子ポリマーを加えたハイドロジェルバッグが誕生したが、英、仏両国で長期使用による安全性が問題視され使用が禁止となった。 アラガン社とメンター社のシリコンジェルのみが2006年にFDAから製品認可を受けたが、その後の長期的な追跡研究を課せられている。 |
でも上の記事にあるように、豊胸手術した人達は破裂などの危険性があるためにマンモグラフィーは受信できないんですね。
乳がんは切らなくてもいい!
ここからはちょっと専門的な話です。記事のタイトル的には本題でしょうか。
がんは今や男性が2/3、女性が1/2の割合でかかる病気となっています。
で、まだまだがんは切らないと治らないと思いがちですが、今や切らなくてもいいがん治療は世の中に沢山存在しているんです。
乳がんに関して言えば、たとえば「ラジオ療法」という方法。
がんに電極針を刺し、針から発生させたラジオ波(AMラジオと同じ周波数の電磁波)で、熱を発生させてがんを死滅させる治療法です。小さな傷で済むため、体の負担を減らせるだけでなく精神的な苦痛も軽減されます。
無論、片方の乳房がなくなったり、これから将来水着を着れない、温泉に入れないなどといったコンプレックスを感じて生活しなくても済むんです。
(詳しく知りたい方は例えばこちらのHPをご確認ください。)
じゃあ、なぜ主治医の先生らは基本がんが見つかると切除しようとするのか?
これらの身体に負担のかからない最先端の手術は健康保険が使えない自由診療や先進医療が一般的なんです。つまり健康保険が使えず、治療するには多額なお金が必要となるのです。
しかし、今や多くの方ががん保険に加入しているでしょうし、お金がかかっても身体に極力負担がかからない治療を選びたいという患者さんはとても多いはず。
特に室井さんほどの売れっ子であればお金なんて問題ないはずです。ですので、豊胸手術をしてでも容姿に多額の投資をしているのですから、もっと幅広い治療方法を検討してもいいのではないか?と思います。
・・・そう、世の中にはがんに関する情報が本当に少ないのです。
直近でも堀ちえみさんが舌癌で舌の殆どを切除していますが、お金はかかりますが自由診療であれば切除しなくても多くの最先端治療があるんです。
その時の情報やタイミングが本当に大事なんだな、とつくづく感じてしまいました。
室井さんも手術はこれからでしょうから、せっかくであれば切らなくてもいい方法を熟慮した方がいいのでは、と感じてしまいます。
まとめ
今回は何かと話題が多い室井さんの乳がんに端を発して、色々な角度から情報を拾ってみました。
室井さんは過去にホステスやレースクイーン、離婚、シングルマザーや作家として波乱万丈な人生を送ってきて今のポジションがあります。経験した苦労や人間臭さを織り交ぜたコメントが共感を読んだり、人気が出てるんだと思います
これからもずっと活躍して欲しい人ですので、ぜひこの機会に色々な角度から治療方法を検討してもらって、また長い将来に向けて健康体に早く戻してもらいたいものですね。
コメント